ロスカットルールとは何か
外国為替証拠金取引においては、値幅制限がありません。それによって、損失額が大きくなってしまうリスクを抱えています。損失額が大きくなれば、外国為替証拠金取引を行っている本人は勿論の事、取引を提供している会社にとっても、取り戻せない大きな損失となってしまいます。それを防ぐ為に、ロスカットというルールを設けています。
ロスカットルールとは、持っているポジション、または口座全体の評価損が、ある一定のレベルに達した時に、更なる損失の拡大が起こらないよう、未然に防ぐ目的で設定されているものです。ロスカットルールが適応されると、対象となるポジション、または口座の全ポジションを反対売買によって強制的に決済されます。
ロスカットルールには、ロスカットされる値を設けているのが一般的です。ロスカットの値は、会社によって異なります。また、ロスカットを行う際に基準とする証拠金も、有効証拠金や必要証拠金、維持証拠金のように、会社によって違う基準を設けています。更に、ロスカット自体を行わない会社も存在します。つまり、外国為替証拠金取引を行っている会社だからといって、ロスカットルールによって損失を抑えてくれる手助けをしてくれるとは限らないという事です。ですから、ロスカットルールを用いていない会社での外国為替証拠金取引では、計り知れないリスクがあるという事を念頭に置かなければならないという事になります。更に、ロスカットルールがあっても、損失による穴埋めをしてくれるという事ではありませんから、ロスカットをされたら、大損していると考えた方が良いという事になるのです。
つまり、ロスカットルールとは、大損を止める最終警告であるという事が言えます。
