利益になると思ってエントリーしたのに含み損になってしまった。まだまだ損失が拡大する気配である。でも、どこかで反転してプラスに回復するのではないか?
このように考えるから、損切りできないし、回復不能なほど損失を出す失敗をしてしまうことがあるのでしょう。
しかし、そもそも、エントリー後に含み損がでてから損切りを考えはじめるところに問題があるのです。
エントリーするためには利益がでることを期待できなければなりません。しかし、それは損がでる可能性が限りなく少なくなった、ということを意味しません。エントリーに際する損と利の可能性は常に五分五分なのです。熟練のトレーダーほど謙虚に勝率5割と考えています。
ですから、エントリーポイントを見つけたら、すぐエントリーするのではなく、負けトレードになる限界点=損切りポイントをエントリー前に決定するのです。
であればこそ、エントリーに際して飛びつきなど決してしません。押しや戻りを待って、できるだけ損切りになった場合の損失額を少なくする準備ができるのです。
・スキャルピング以外の手法に踏み出せない
・損切りばかりが続いて損切り貧乏になってしまう
・ポジションを持つと不安でしかたがない
上記の症状に共通する原因が、損失に対する極度の恐怖心です
トレードで収支をプラスに維持し続けるためには恐怖心はかならず克服できなければなりません。ですがメンタルが大事と言われるし自分でもそうとは思っても実際どうメンタルをコントロールすれば良いのか納得できる解決策が見つからない、そんな方に提案です。
一度損切り幅150pipsを受け入れてみてはどうでしょう?
スキャルピングはもとより中・長期の手法をされている方でも「広すぎる」と感じる幅でしょう。おそらく考慮にも値しないと、もう読んだ先から頭の外に追い出したせっかちな方もいるかもしれません。
しかし収支がマイナスならば、このトレードを一定期間遂行することで見えてくるものがあることに気がつきます。
なぜ150か?という幅は重要ではありません。一日の損切り幅として、通常ではつきようがない場所にストップをおくことで、「相場はスイングする。またしばしば何度でも同じ価格をヒットする」という性格を正しく理解することができるでしょう。
このデイトレードの損切り幅としては大きいストップがいったん引っかかれば大きな打撃がくることも確かです。ですがこの大きな損切りをつけても崩れない資金管理を覚えることもまた大切です。自ずからポジションの大きなトレードを控えられます(ちなみに私は「常に」小さなサイズでトレードすべきとは考えていません)。
また、ちょっと混乱させてしまうかもしれませんが、負ける時はかならず150で切れということでもありません。アゲインストのポジションを損切りするタイミングを、スイングの上下を見極めてから行うという冷静さを身につけるということもあるのです。自分がほとんど耐えられない場所まで伸びてしまった瞬間の価格で損切りをして大ダメージを負うということがなくなります。
トレードをする上で価格のスイングを許容できない精神状態だと見えないものが多すぎるのです。価格はどこまでものびていくし、またまたどんなに遠くても戻ってくることもある、そういう相場というものを受け入れて臨めるか。それとも価格がどこへいくかあてることばかりに心をとらわれ、相場に引き回されて一喜一憂するか。それを選ぶことはできるのです。
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